TALK / MODEL「Numero TOKYO」

【2015年4月~】

RIKACOがホストとして毎回、“自分軸で輝く”それぞれの分野のスペシャリストをゲストに迎えるトーク連載。


RIKACO × エリカ・アンギャルが考える美しさの秘訣!「女の本音、キレイの本当」vol.6 | Numero TOKYO

25歳で会社を辞め、栄養学の道へ RIKACO(以下R)「食事、美容、健康についてお話しましたが、仕事のことも気になります。エリカさんのように異国の地でキャリアを築くのって簡単なことじゃないと思うんです。同じ働く女性としてとても興味深い。最初に日本に来たのはいつですか?」 エリカ・アンギャル(以下E)「15歳のとき(1985年)に交換留学で来たのがはじめです。九州・大分県の日田市にある、曾祖母からひ孫まで4世代が一緒に暮らす伝統的な家庭にホームステイをして、高校に1年間通いました。必ずまた来たいと、そのときに日本を大好きになってしまったの」 R「原体験は九州だったんだ。その後、日本で働くことになったきっかけは?」 E「留学は1年で終わったので、帰国してからはオーストラリアの高校に通い、そのまま大学で現代アジア学を専攻してたんです」 R「栄養学じゃなかったんですね!」 E「そうなんです。卒業後は食とは関係ない日系企業に入社して、オーストラリアで会社員として働いていました。でもその仕事に対して心からパッションを感じられなかったんです。それで昔から興味のあった栄養や食べ物について学ぼう!と会社を辞めたのが25歳。もう一度大学に入学して、4年間通いました」 R「まずその発想が素敵です。自分のキャリアのために時間やお金を費やせば、その後の人生ってすごく充実したものになると思うの。だから、高校を卒業したら大学に入って、就職するっていう“型”にはまって焦る必要はない。本当はもっと自由なはず」 修士号をとるために大学在学中!? E「私のイメージでは、RIKACOさんてモデルやタレントとして活躍する華やかな方という印象で、グルテンフリーを数年前から勉強していたなんて驚いたんです。しかも、『be my self』という自身のブランドにも挑戦しているなんて」 R「それでも、仕事をしながら子育てをしてきて自分だけの時間があまりとれなかったから、この二十数年は子どもと家が第一優先。その中でもできることをと思って『be my self』をやったりしているけど、あと2年したら息子も手が離れるからもっと自分のやりたいことに向き合えると思ってる。50歳くらいで、学校に行きたいなって」 E「実は私、栄養学の修士号を取るために昨年アメリカの大学に入学しました。通うのは難しいけど、通信で学んでるんです」

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RIKACO × エリカ・アンギャルが考える美しさの秘訣!「女の本音、キレイの本当」vol.5 | Numero TOKYO

グルテンフリー「ビューティーバー」の秘密 RIKACO(以下R)「エリカさんをゲストにお招きした理由は語りきれないほどあるのですが、プロデュースされている『ビューティーバー』が大好物なんです」 エリカ・アンギャル(以下E)「ブラウン・ライスとのコラボレーションで、紀伊国屋や伊勢丹新宿本店のビューティアポセカリーなどで紹介しているものですね。日本には手軽に食べられるグルテンフリースイーツがあまりなかったので、美味しくて美容と健康に良いバーを作りました。RIKACOさんはグルテンフリー(グルテンを使わない食事法)に興味があるんですね!」 R「3年くらい前に知って、できるとことから実践してるけど、特にスイーツが売っていない。ずっと探していたから『ビューティーバー』を見つけて嬉しかった。原材料を見ても、レーズン、クルミ、玄米フレークと知っているものだけ。何より美味しい!」 E「誰でもわかる食材だけで作りたかったんです。数年前、日本ではグルテンフリーと言っても誰も興味を持ってくれなかったのに、RIKACOさんがご存知だったとは」 R「白砂糖も避けたいし、スイーツでヘルシーなものが本当に少ない。商品がないなら手作りすればいいって、グルテンフリーとかローフードの料理教室を検索しても日本には情報が少ない。それで料理本にたどり着いたのだけど、どれも美味しそうに見えない。じゃあ何を食べればいいの?って。このスパイラルにはまると“健康に気を遣う=美味しいものが食べられない”というイメージがついてしまうけど、それは違うなと思って」 E「私も全く同じことを考えていて、昨年『SUPER BEAUTY SWEETS』(小学館)というスイーツのレシピ本を出版しました」 R「(本を広げて)まさにこれを探してた(笑)!」 “カロリー”よりも“栄養価”でダイエット E「美味しいものじゃないと楽しく続けられないですしね。手作りすると材料も加工の方法も理解して口に入れることができるので、安心して食べられます」 R「昔の日本人の基本的な食生活は、その季節にとれる旬な野菜や、栄養成分がつまった乾物を使う手料理の文化だったはず。時代とともに今では簡単で便利な食品が増えたけど、原材料に何が含まれているのか気にする人は減ったような気がするな」

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RIKACO × 亘つぐみのフード談義!「女の本音、キレイの本当」vol.4 | Numero TOKYO

何を食べるべき? 控えるべき? その答えはDNA検査にあった RIKACO(以下R)「2人とも食べることが大好き。だけど、何も気にせずに食べ続けると、必然的に無駄な贅肉がついてくる年齢になってきたね」 亘つぐみ(以下W)「私は50歳を超えて、リカコはもうすぐ50歳だからね。どうせ食べるなら、体にいいものを食べたいという欲求は高まっていくばかり」 R「若い頃は少し太ったなって思っても、一週間くらい食事制限すればすぐに元に戻ったからね。今だったらジュースクレンズをするとか」 W「ジュースクレンズ、私は体が冷えちゃって合わなかったなぁ(笑)」 R「健康法やダイエットメソッドって巷にあふれ返っているけど、それぞれ自分に合う合わないって必ずあるからね。自分に合ったものをチョイスする力を身につけなきゃ。だからこそ、最近二人共トライしてみた、DNAの遺伝子検査の結果は興味深かったなぁ」 W「唾液を採取するだけで、何を食べたら太りやすいかなど詳細にわかるやつね。二人共、炭水化物の中でも小麦粉が太りやすい結果が出たんだよね」 R「私たちにとっては体を冷やしちゃうみたい。パンもパスタも好きだからもちろんたまには食べるけど、控えるようになってから半年、少し冷えが解消されたような?」 W「そうだね。人の体って100人いたら100人とも違うから、自分の体を知るツールとして役立ったと思う!」 自分のために料理をする それは自分を大切にすること W「自分が何を口にするかってとても大事。その上で料理は欠かせないことだと思う」 R「そうだね。誰かに食べさせてあげるための料理も大切だけど、30歳を超えると、自分でちゃんと作って食べて健康管理をしないと心身共にハッピーにはなれないと思う。着飾ることもいいけれど、自分の土台を作ることをもっと大切にしてほしいな」 W「それは高級なものを食べることじゃないんだよね。一人だからコンビニのご飯でいいや、はみんな卒業してほしい」 R「時間がある時にごはんを炊いて、おいしいおにぎりを何個か作って、冷凍庫に入れておけば、朝レンジで温めるだけで、ちゃんとした朝ごはんになる」

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RIKACO × 亘つぐみのフード談義!「女の本音、キレイの本当」vol.3 | Numero TOKYO

挨拶代わりは「これいいよ!」の情報交換 毎日をハッピーにする簡単ひと手間って? RIKACO(以下R)「最近何かおすすめの情報ある?」 亘つぐみ(以下W)「久しぶりに会うと挨拶代わりの一言がお互いそれだよね(笑)。いいと思った美容法やトレーニング、ごはんのことまで情報交換会になる。2人とも惜しみなく自分のいいと思った情報を交換し合いたいんだよね」 R「2人とも黙っていられない性格だから(笑)。自分が『これいい!』って思っているものは、自分の同じ価値観の合う人に共有してもらいたいし、それを伝えたくなる。この間ロケ先でローズマリーのお茶が出たんだけど、これが美味しかった! 作り方を聞いたら乾燥したローズマリーをただ沸騰したお湯で煮出しているだけなんだって」 W「それ、水に入れても美味しいんじゃない? 夏ならソーダ割りにでも! そういえば、前にRIKACOの家に行った時に出してもらった、レモンフレーバーのペリエが美味しかったなー」 R「レモンの皮を剥いた後、捨てずに冷蔵庫で置いておいて、それをただペリエに入れただけ(笑)。レモンの皮は家の庭に生えてあるユーカリの葉と一緒にバスタブに入れることもあるかな。毎日の生活をちょっとハッピーにすることって、実はお金をかけることでも難しいことでもないんだよね」 大切な人と長く過ごしたいから 近頃週末家ランチ会が好き R「そういえばこの間の私の家での週末ランチ楽しかったねー」 W「またやりたいね。担当決めて料理持ち寄って、昼間からダラダラと食べて飲んで話したい!」 R「ドレスアップして外でディナーするのも楽しいんだけど、私は最近、週末の昼間に誰かの家で時間を気にせず、好きな仲間とリラックスして過ごすのが好き。若い時にはあまり思わなかったけれど、それってとても贅沢な時間の過ごし方だなって。ひとつのキッチンにみんなで料理しながら『この料理どうやって作ったの?』なんて情報交換している時間が今はとても楽しい。そういえばこの間のランチ会でつぐちゃん(亘さん)が作ってきてくれたキヌアのサラダ、美味しかったなー」 W「BBQするって言っていたから、口直しにぴったりだなって思って。その時はキヌアをクスクス風にしたよね。私もお気に入りのサラダのひとつ」 R「あと春菊のサラダも美味しかった! あれどうやって作ったの?」

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RIKACO × アンジェラ・磨紀・バーノンがハワイ談義! 「女の本音、キレイの本当」vol.2 | Numero TOKYO

TVや雑誌で活躍する一方で、オーガニックをテーマにした『be my self』のプロデュースなど、活動が多岐にわたるRIKACO。彼女がホストとして毎回、“自分軸で輝く”それぞれの分野のスペシャリストをゲストに迎えるトーク連載。記念すべき第一回のゲストは、ハワイ在住のプロサーファー、モデル、NPO法人「Ocean’s Love」の代表も務める、アンジェラ・磨紀・バーノン。今回は、日本の女性の生き様に喝&エール!?(後編) 女の人生は選択の連続 自分で選んだら人のせいにはしない RIKACO(以下R)「ライフスタイルについて話したから、そろそろ恋とか、家族とか、結婚とかの話をしようかな。結婚について考えたりはする?」 アンジェラ・磨紀・バートン(以下A)「結婚したいです! 大好きな人と一緒に居れたらいいなって思いますから。でも、ひとくくりに結婚って言っても、実は人によって考え方がすごく違うんだなって最近分かって来たんです。共働きもあれば女性は家庭に入るのが当たり前って思ってる人もいるし、人によって違うから、その価値観が合う人が見つかったら...」 R「日本の女性は特に何かに依存しがちな人が少なくないかもしれないね。結婚すること=旦那さんに食べさせてもらおうとか。実際、仕事をしていたけれども結婚して仕事を辞めて、専業主婦になったはいいけれど、何かで試練が立ちはだかった時に、『なんであの時こっちを選んだんだろう』って悩む人も多いみたいね。私は、自分が経験して今思っているのは“結婚して子供を産む”ということと、“仕事を続けて好きなことを全うする”ということは、別軸で持っていたら意外とうまくいくと思ってる。もっと自分が自分らしく生きるには、選択権は自分にあるんだぞってことを強く意識することなんじゃないかな。人生は他人に選ばれているんじゃなくて、自分が選んでいるということ。そう思わない?」 A「私の周りの友達でも、何かで悩んでいる時に、誰かのせいにしたり、自分の置かれている環境のせいにしたりする子っている。今の状況は、自分たちの小さなチョイスの積み重ね。自分の人生をコントロールするのは自分であって、他人や誰かのせいにするのはよくないんじゃないかなって思います」 R「人生は自分が全て決めるものだからね。人まかせだったり、他人に頼ったら、後で愚痴が多くなるだけだよ」

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RIKACO × アンジェラ・磨紀・バーノンがハワイ談義! 「女の本音、キレイの本当」vol.1 | Numero TOKYO

TVや雑誌で活躍する一方で、オーガニックをテーマにした『be my self』のプロデュースなど、活動が多岐にわたるRIKACO。彼女がホストとして毎回、“自分軸で輝く”それぞれの分野のスペシャリストをゲストに迎えるトーク連載。記念すべき第一回のゲストは、ハワイ在住のプロサーファー、モデル、NPO法人「Ocean's Love」の代表も務める、アンジェラ・磨紀・バーノン。2人の共通言語はもちろん“ハワイ”!(前編) 一番自分らしくいられる場所は“海の上” ハワイ移住で見つけたシンプルな生き方 RIKACO(以下R)「ハワイ本の撮影でオアフにも行ったばかりなんだけど、その時は会えなかったから日本で会えて嬉しいな。アンジェラとはもう知り合って長いよね。いつ会っても元気をもらう。私が知り合ったときはすでにハワイに住んでいたけど、出身は日本なんだよね。何歳でハワイに移住したんだっけ?」 アンジェラ・磨紀・バーノン(以下A)「18歳からです。もともとはハワイ大学への進学がきっかけ。でも大学よりもハワイの海と恋に落ちちゃったんですね(笑)。それから海を中心としたライフスタイルになりました」 R「ハワイを選んだ理由は? サーフィンができる環境だったから?」 A「そうじゃなかったんです。日本でもサーフィンはしていましたが、本格的に始めたのは、ハワイに移住してから。高校まで日本のアメリカンスクールに通っていて、そこで英語を学んだから、日本に住み続けるよりも、英語を生かしてどこかに行ったほうがいいんじゃないかと考えて。そこで真っ先に挙がったのが、旅行で訪れたことのあるハワイでした」 R「ハワイじゃなきゃいけない、というわけではなかったんだ。それは意外かも」 A「その当時は軽い気持ちでした。ハワイに行く! と決めたらすぐに、サーフボードと段ボール1個か2個だけで日本を飛び出していましたね(笑)。ハワイが自分のスピリットとぴったり合ったんだと思う。とはいえ、移住した当初は知り合いが誰もいなかったので、ホームシックにもなりました。だから、寂しい時はいつも海に入っていたんです。海の上に浮かんでいるだけで癒されるって感じたんですね。最初にできた友達もサーフィン仲間でした。海があったから...私のハワイ人生は海からスタートしたようなものです」 Photo:Satomi

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